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電子図書館サービスLibrariEおすすめコンテンツ!~武井康介先生(経営学科)~

『超訳版 論語と算盤』

著者:渋沢栄一原作・渋沢健監訳

出版社:ウェッジ

 2024年7月、20年ぶりに新一万円札が発行され、日常生活においても目にする機会が多くなった「近代日本経済の父」渋沢栄一。「利益と公益(利潤と道徳)の調和」を目指した彼の理念や人生哲学について要点を絞って平易に解説している本書は、企業や学校をはじめさまざまなフィールドで働く「組織人」として、自分はどのように振舞うべきか、行動すべきかという点について多くの示唆を与えてくれます。この本を読む前、あるいは読んだ後に、大学から歩いて15分ほどのところにある飛鳥山公園の「渋沢史料館」を訪ねてみるのもいいでしょう。

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『敬語の使い方・話し方スピード学習帳』

著者:福田健監修

出版社:主婦の友社

 相手に対する印象は「正しい言葉遣い」ができているかにどうかによって大きく左右されるといわれます。本書では、最初に敬語の基本を押さえた上で、「ビジネス」、「電話&メール」、「日常生活」、「手紙」など、各シーンに応じた敬語の使い方・話し方について具体例を用いてやさしく説明されており、短い時間で押さえておくべき敬語のポイントをマスターできます。本書を読んでみると「この言葉や表現、今まで間違って使っていた(汗)」など改めて気づかされることも多く、敬語にある程度自信を持っている人でも一読してみることをおススメします。

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『日本の絶滅危惧知識』

著者:吉川さやか著・新谷尚紀監修

出版社:KKベストセラーズ

 「贈答品につける『のし』の由来」や「畳のへりを踏んではいけない理由」、など、親や祖父母から教えられてきた日本のさまざまな風習は、いつの時代にどのような社会的背景で生まれ、またそれがどのように変化してきたのかなど、本書ではユーモラスでかわいいイラストとともにわかりやすく解説しています。時代の変化によって日本古来の文化が少しずつ失われている今日、私たちも空いた時間にちょっと本書を手に取って「日本の絶滅危惧知識」を少しずつ増やしていきながら、先人より受け継がれてきた古きよき日本の伝統的な風習・文化をしっかり将来世代へ受け継いでいきたいものです。

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