著 者:ingectar‐e
出版社:KADOKAWA
色というものは、不思議なものである。物が反射する光の波長に違いはあるが、そこには色というものはない。波長の違いを人が色として認識しているだけだからだ。本書ではそんな身近な色について、分かりやすく丁寧に解説している。
************************************************************************
著 者:有坂 塁
出版社:KADOKAWA
カウンセリングやキャリアコンサルティングをしていていつも思うのは、人生には様々なドラマがあるということだ。理論ややり方を学ぶ以上に、人生というドラマに向き合う姿勢こそが身に着けるべきものであることを実感する。そのためには、映画は格好の教材である。タイトルには18歳までにみせたいとあるが、大人にとっても優れたガイドである。
************************************************************************
著 者:『PHPスペシャル』編集部 編
出版社:PHP研究所
経団連が毎年会員企業を対象に行っていた、「新卒採用に関するアンケート調査」で選考にあたって特に重視した点として、「コミュニケーション能力」が2002年から16年連続で1位となった。つまり、新卒者のコミュニケーション能力が人によって差が大きいということである。日常の会話には不自由していない人なら、ちょっとしたコツで見違えるように変われるにちがいない。本書には、そんなコツがあふれている。就職活動の前にぜひ一読してほしい。
************************************************************************
『とびきり美味しい疲れ果てごはん -もはや動けないって時はこれつくろ!-』
著 者:山本 菜月
出版社:KADOKAWA
現代人の大きな問題として、日常生活において、感覚を用いて環境と直接やり取りする機会が減少していることが指摘されている。そのため、ネイチャーゲームなどの自然体験やヨガなどの身体活動も盛んにおこなわれている。しかし、そんな特別なことをしなくても、毎日の食事は、もっとも身近な感覚運動的体験であるはずだ。食事にちょっと気をつけるだけで、心は今よりもっと元気になれる。調理はそんなに難しく考えなくてもいい、そう思わせてくれる1冊。
************************************************************************
著 者:杉原保史 ほか
出版社:誠信書房
新型コロナ禍は社会に大きな影響や変化をもたらした。その多くは、必ずしも歓迎されるものではないが、変化にあらがうことは難しい。ITの変化も相まって、これからの社会は大きく変わっていくことが予想される。それはカウンセリングにおいても同様である。リモートやSNSを利用したカウンセリングは、好むと好まざるとにかかわらず、避けて通れない状況になっているのかもしれない。ここには、実践の積み重ねでのみ知ることのできるノウハウとそれに基づいたスキルアップ・トレーニングが提案されている。本書と合わせて、『SNSカウンセリング・ハンドブック』『SNSカウンセリング・ケースブック』も活用してほしい。